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評判のダクタリ動物病院 京都医療センターで健康診断(ダクタリ健診)を受けてみたら

モモたんももう9歳、立派なシニア犬です。
性格的には永遠の子供なんだけど(笑

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シニアともなると病気の心配も増えてきますよね。ということで、犬の健康診断を受けに評判のダクタリ動物病院 京都医療センターに行ってみました。人間ドックならぬドッグドックです(笑。
 

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ダクタリ健診には3種類のコースがあります

ダクタリ動物病院の健康診断にはA、B、Cの3種類のコースがありますが、A,Bコースは朝から夕方まで病院に預けて全身を総合的にチェックしてもらうコース。Cコースは通常の外来診察時に受けるお手軽な血液検査のみです。

BコースはAコースよりもレントゲン検査の範囲が広いこと、眼の検査がより詳細なこと、血圧の測定があることの3点が異なります。(もちろんその分お値段は高いです)

・ダクタリ健診A
費用 35,000円~40,000円(体重によります)
所用時間 朝9:30~夕方まで

・ダクタリ健診B
費用 50,000円~55,000円(体重によります)
所用時間 朝9:30~夕方まで

・ダクタリ健診C
費用 11,000円
所用時間 診察時の血液検査のみ


Cコースレベルの検査はいつも地元の主治医の獣医さんがやって下さっていますので、今回はAコースを受診することにしました。ウメぽんはまだ6歳なんだけど、まいいか、ということで一緒に連れていきました(笑


初診から検査まで

ダクタリ動物病院にはこれまで行った事がなかったので、最初はまず通常の診察を受けに行きました。予約時間に到着すると、担当の先生が危篤状態のワンちゃんに緊急対応しているとのことで「いつまでかかるか分かりませんが、お待ち頂けますか?」と受付の方に言われました。京都でも屈指の大きな動物病院で、重い病気のワンちゃんが運ばれてくるみたいです。

ということで待合室で待つこと1時間ぐらい。その後呼ばれて二階の診察室にあがると、担当の先生がわざわざ廊下まで出迎えにこられて「お待たせして申し訳ありません」とすごく丁寧にお詫びされていました。いえいえ、動物病院は他のいろんなワンちゃんを眺めながら待ってられますので、私たちは特に苦になりません。とても優しそうな先生で一安心。

この日は初診のため「初めましてのご挨拶」をして、モモウメの現状、既往歴や性格などの確認と検査の流れの説明を受け、スポンジタイプの検尿キットを渡されて帰りました。


検査日の当日は朝9:30に再び連れていって、夕方まで1日がかりの検査です。どこかで時間をつぶさないといけないので、近くのイオンモール京都桂川へ映画をみにいきました。

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夕方5時頃には全ての検査が終わってますのでお迎えです。その日のうちに分かる範囲の検査結果を説明してもらって帰宅です。
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上の写真は私たちのところに戻ってきて安心しきった後ですが、実は検診はワンにとっては殺されるのでは?!と思うぐらいの恐怖体験です。戻ってきた直後のモモはこちら。


検査結果の説明と報告書

2週間後に日を改めて詳細な検査結果の説明を受けに行きました。「何も問題ありませんでしたよ」と言われると予想していったところ、なんとモモのエコー検査で「脾臓に4mmの腫瘤が認められる」と言われてしまいました。

腫瘍だったらどうしよう・・・と心配しましたが後日の再検査では何も映らず、問題なしということになりました。

こちらが頂いた結果報告書。

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動物看護士の方が写真を撮って、表紙にして下さるようです。右のモモは人懐っこい笑顔ですが、ビビリのウメポンは緊張してるみたいです。

こちらは眼科検査の結果。

ダクタリ動物病院 検診報告書 眼科検査


こちらは胸部レントゲン検査。

ダクタリ動物病院 検診報告書 胸部レントゲン


こちらは胸部エコー検査の画像です。

ダクタリ動物病院 検診報告書 胸部エコー


股関節のレントゲン。こちらは、モモの古傷(手術後)がちゃんと写ってました、、、、

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この手術は前十字靭帯が切れてしまったときに行ったもので、TPLO(Tibial Platau Leveling Osteotomy)という大がかりな手術でした。脛の骨の上部を切断して上下さかさまにひっくりかえしてから体内に戻し、金具で止めるという凄い手術です。骨をひっくり返すことで、その上の大腿骨との接触角度を調整して、十字靭帯がなくなった状態でも身体を脚で支えられるようになるとか。


TPLOはとても高度で難しい手術らしく、ネオベッツVRセンターという大阪の病院の専門の先生にしていただいたのですが、靭帯切断直後はまともに歩けなくなっていたモモが魔法のように完全に治ってしまいました。こんな手術できる先生凄い!

今回の健診ではモモの白内障が少し始まっているとか、ふたりとも歯石が付着している等を指摘されましたが、大きな問題は見つからなかったので一安心です。

ダクタリ動物病院について

モモの靭帯断裂、肩関節不安定症、ウメのアトピーなどふたり合わせていろんな病気やケガをしているので、これまで沢山の専門の先生に診察していただいていて、私たちが受診したことのある動物病院はダクタリ動物病院で8つ目になります。

8つの病院の中でもダクタリ動物病院が規模最大で、各種専門の診療科があって獣医師の先生も十数名いらっしゃるようです。事務員の方や動物看護士の方、建物などのハード面も含め、全体としてマネージメントがとてもよく行き届いている病院だなあと感じました。ネット上の口コミでも良い評判が多かったのですが、私たちの経験の範囲でもとても良い動物病院のように思いました。

今回担当いただいた先生はかなり若い先生だったのですが、とても優しくて丁寧な先生でしたし、検診の際についでにモモの皮膚の吹き出物の相談などもしたのですが、時間をかけて凄く丁寧に処置してくださいました。

エコーやレントゲンを使った総合的な検診では、悪性腫瘍などの早期発見が必要な病気が見つかることもあるようで、ときどき受けておくと安心できると思います。ワンちゃんの健康に気を使っている方にはおすすめです。