犬と泊まれるホテルのレビュー・百名城巡りも☆彡

キャンピングカーの点検と整備はどうしたらいいの?・・・ZiL520まだ乗ってないのに新車1ヵ月点検

キャンピングカー(キャブコン)の点検と整備はどうしたらいいの?


キャンピングカーで旅に出られるように備品の購入などを少しずつ進めてきましたが、新車登録後の1ヵ月点検の日がやってきました。何と言うことでしょう!まだどこにも出かけてないのに(笑


普段乗っている自家用車のメンテナンスは地元のトヨタディーラーのトヨタカローラさんにお願いしています。ZiL520もベース車のカムロードはトヨタ車だし、トヨタカローラさんでお世話になろうと思っていたのですが、お願いしてみたら何と断られてしまいました!まじですか?

理由を尋ねてみると、カムロードのような大きな車を乗せられる自動車整備用リフトが設置されてないらしいのです。そこは規模の大きな支店でかなり広い整備工場を持っているのですが、それでも大型リフトは設置されていないとのこと。ハイエースクラスを超える車は整備対象外だそうです。


キャブコンの整備・点検ができる所は意外と少ない


トヨタカローラさん自体が自動車運搬に使っているトラックも整備点検は日野自動車のディーラーさんに外注しているとか。「日野自動車さんを紹介しましょうか」とおっしゃっていただいたのですが、家から少し遠いところにあるので断念。それ以外では県内の別のトヨタディーラー「トヨタモビリティ」さんならダイナ(カムロードの双子車)を扱っているので対応できるはずですと教えて下さいました。

そこでトヨタモビリティさんに電話してみましたが、カムロードの点検整備ができるのは本店(トヨタモビリティ滋賀県大津店)1店舗のみとのこと。ん~、家から約1時間と決して近くはありません。キャブコンの整備・点検ができる大型リフトを設置している店舗は思いのほか少ないようです。

諸先輩方はキャブコンの整備・点検はどうされているのでしょうか?あまりブログやYouTubeなどでもその辺りの話は聞いたことがないような。自動車ディーラーではなくて、地場の整備工場などにお願いされているのでしょうか?それでも、大型リフトを持っているところは余り無いような気がしますが・・・。


ともかく1ヵ月点検を受ける必要があるので(乗ってないけど)電話で予約して、トヨタモビリティ滋賀大津店に向かいました。同じトヨタ系列でも店内の雰囲気はトヨタカローラと違うなあと何となくアウェイ感がありましたが、点検はもちろん何の不具合もなく終了。丁寧な整備士の方が色々とご説明下さいました。

あと、モモジル号の予備のキーも1つ作って頂きました。運転は夫の担当なので、私が今後運転するのかどうか不明ですがw、エンジンキーは夫と私と2人それぞれ持っていた方が便利だろうということで作成頂きました。作成料金は13,350円。高いととるかリーズナブルととる微妙なところかな。2週間程度でできるということで後日また出向いて頂くこととなります。


MyTOYOTAのアプリにモモジル号とトヨタモビリティさんを登録して紐づけしたので、今後はアプリで入庫予約をすれば電話も不要でラクチンです。これから長くお世話になることになりそうです。

まだです(^^♪



バンテックZiL520 カーテン交換、お掃除道具、床のカーペット

ZiL520 カーテン交換、お掃除道具、カーペット



前回トイレットペーパーホルダーと消音器を設置して、マルチルームの備品設置をひとまず完了しました。その続きです。


マルチルーム以外はまだ空っぽのキャンピングカー・モモZiL号。備品や装備を揃えて、取り敢えず旅に出れるところまで早く持っていきたいです。


お掃除道具の設置(ニトリのコロコロ)


車内を常に清潔・快適に保つために大切なお掃除道具。元々は小さな掃除機を買うことを考えていましたが、キャンピングカー納車後に車内を見渡して考えてみると置く場所がないし、そもそもこんな狭い空間に掃除機は不要だろうということで、取り敢えずコロコロを設置することにしました。



ニトリの店舗でこの手ごろな大きさのコロコロをゲット。設置場所が取り出しにくい所だと掃除が面倒になって車内を清潔に保てなくりそうです。すぐに取り出せて、すぐに戻せる所でないと・・・。

と考えた結果、エントランスのすぐ横に下の写真のように設置することにしました。奇跡的にぴったりと収まってくれています。マルチルーム快適化でも使った3Mの強力両面テープ(Lサイズ)をケースの底と側面に貼って固定。コロコロ本体は横からスムーズに取り出せるのでストレスなく使えています。

あと、このニトリのコロコロは紙テープが斜めにカットされていて、汚れた部分を簡単にはがせるようになっている優れものです。

補助マットにも干渉しない高さ。出入り時に身体にぶつかることもありません🎵

 

3Mの両面テープはLサイズでぴったり。

 

リアベッドのカーテン

我が家では夫がバンクベッドで寝て、私はリアベッドで寝ることになりそうです。予定ではリアベッドの上段は常に跳ね上げておくつもりでしたが、納車時にバンテックの営業さんから「跳ね上げたまま走行しないでください」とのご説明がありました(´•̥ ω •̥` )。

跳ね上げたベッドを支える金具の強度が弱いらしく、跳ね上げたまま走行していると破損するらしいのです。

「じゃあ、跳ね上げ部分を取り外してしまおうかな?」と言ったら

「それも一案ですね」とのお答え。

どうなんでしょう?取り外してしまってもいいのかな?というか簡単に取れるのかな?


この「跳ね上げベッド取り外し問題」はひとまず置いておくとして、着替え時などのプライバシー確保のためにカーテンが必要です。最初から付いている既存のカーテンは上段ベッド用のものなので長さが短いのです。代わりに長めのカーテンを新たに買ってきて取り付けることとしました。

これを長いサイズに付け替えればいい!!!!

寸法を測ると「110cm x 125cm」ぐらいのカーテンだと下まで届いてぴったりのようです(下のメモ参照)。近いサイズのものをニトリの店舗で購入しました。

 

汚い手書きメモで失礼( ´∀` )

ところが、購入したカーテンを付け替えようと思ったら既存のカーテンの外し方が分かりません。いくら考えても分からないので、バンテック営業さんにメールして尋ねました。返ってきたお答えはなんと「外せません!」。


どうしても外したい場合は、カーテンランナー下部のリングを無理やり変形させて、カーテンと一緒にリングごとランナーから外してしまう必要があるそうです(リングとカーテンが一体化してしまっている。)

バンテックZiLのカーテン

何故か外せない仕様のバンテックZiL520のカーテン

しかも、一度変形させたリングを再利用するのは難しいらしく、そもそも脱着することを想定してないそうです。


なんで?カーテン洗いたくなったとき、どうすんの???


という疑問が消えませんが、とにかくリングを変形させて使えなくしてしまうのもどうかと思われるので、既存のカーテンは下の写真のように脇に退いて頂いて、新たに購入したランナーを追加し、そこに購入したカーテンを取り付けることにしました。こんなことで良いのかな? 

すみませんねぇ、しばらくお隠れくださいナ

こんなんで大丈夫なんだろうか

ちょっと短かったですね、見えちゃう( ´∀` )

 

タイルカーペット(ダイネット前)

ダイネット前の床には50cm x 50cmのタイルカーペットを敷きました。ヨガマットやキッチンマットなどでもいいと思いますが、何と言ってもワンコ連れですので汚れる機会が多いはずです。お手頃価格で、汚れた部分だけ丸洗いができるタイルカーペットにしました。

 


丸洗いができるタイプで、ズレにくい素材でできています。日本製の防炎性カーペットです。冷蔵庫のドアやダイネットの引き出しと干渉することもなく、問題なく設置できました。(ただ置いただけですけど)

ただ置いただけ


ダイネットの引き出し


ダイネットの引き出しは3段あります。カトラリーやお皿、キッチン用具などを揃えていく予定ですが、取り敢えず旅に出るのに最低限必要なものをホームセンターで買ってきました。

 

おい、ただの紙皿と割りばしやん!!

ちゃんとしたものをおいおい買い揃えていきます( ´∀` )が、取り敢えず、走行中に揺れて食器などが破損しないように滑り止めを敷き詰めました。こちらは百均で購入したものです。

なかなかな優れものだという噂( ´∀` )

ピッタリ納まったかな?ちょっとズレてるか( ´∀` )


後は肝心の寝具を購入すれば、取り敢えず旅に出れるようになるのかな?

 

まだです(^^♪

 

キャンピングカーのトイレットペーパーホルダーと音消し・・・ZiL520快適化

キャンピングカーのトイレットペーパーホルダー(脱落しないように付けるには?) 



走行時の振動でも脱落しないトイレットペーパーホルダーは?


キャンピングカーのトイレ(マルチルーム)内のどこにどんなトイレットペーパーのホルダーを設置するかはなかなか難しい問題のようです。壁に穴を開けたくはないので、家庭用のホルダーを壁にネジで留めるのは少し抵抗がありますが、しっかり付けておかないと走行時の振動で脱落してしまいます。

下の商品のように床に置くタイプのものもありますが、あまり使い勝手が良くないようですし、どこに置くかも難しそう。この辺りは諸先輩方のブログ等を見ても、苦心されている方がいらっしゃいました。

 

 


いろいろと考えた末、私たちが買ったのは以下の商品。

なにこれ?普通の家庭用トイレットペーパーホルダーじゃないですか???と突っ込まれそうですが、これにしたのには理由があります。




このホルダーのポイントは下の写真のように背面がほぼ平面になっているところです。探した中で平面の面積がしっかりあったのはこの商品だけでした。

トイレットペーパーホルダーの背面


この平面部分に3M(スリーエム)の強力両面テープ(後で剥がせるタイプです)を貼って、マルチルームの壁面にくっつければ、壁に傷をつけることなく設置ができ、且つ走行時の振動にも耐えられるのでは?と考えました。

 



3Mの粘着テープ Lサイズ。2Kgまで耐えられる強力さ

サイズもピッタリ。強度重要なので4枚使用

鏡の下の壁面に付けます

完成!ちょうどいい場所に付きました

実際にやってみたところ、このようにとてもスッキリよい場所に付けることができました。狭いマルチルーム内でも身体にあたって困るといったこともありません。

3Mのテープは非常に強力で、その後実際に走行して路面のデコボコ衝撃を受けていますが、今のところ脱落していません。

 

場所をとらないトイレの音消し(流水音発生器)


もう一つのトイレアイテム「トイレの音消し」も同じように両面テープで設置できるものを探してみました。みつけたのはこちら。オーム電機社製の流水発生器(75デシベル)。

 

 

こちらは背面には初めから粘着テープが付いていますが、粘着力が弱くて振動に耐えられなさそうなので、底面に3Mのテープ(Mサイズ)をもう一枚貼って、トイレ横のミニテーブル天面と壁面の2面に接着しました。

背面の粘着テープ(粘着力が弱そう・・・)

底面に3M粘着テープのMサイズを貼って強化

設置完了!場所も取らずよい感じです



こちらの流水音発生器も今のところ走行時の衝撃にもびくともせず、脱落していません。やはり3Mの粘着テープは強力で頼りになります。これでトイレの快適化が少しだけ進みました。


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バンテックZiL520(モモジル号)ついに納車!

バンテックZiL520 ついに納車


念願のキャンピングカー、バンテックZiL520。ついに納車です。
漠然と「キャンピングカーがあればモモウメと色んなところに遊びに行けるなあ」と思い始めてから4年?5年?

もうこの資料たちともサヨナラです( ´∀` )

何を購入するにも検討に検討を重ねて時間のかかるモモウメ家。キャンピングカー購入もご多分に漏れず、長い期間を要してしまい、モモたんはその間にいなくなってしまいました(涙。

ウメポンだけが一緒に旅することになりましたが、時間をかけたおかげでリチウムバッテリー搭載車となりましたので、よしとしておきましょう。

バンッテクさんのZIL520!!
「モモジル号」納車です。

納車日はバンテック京都さんまで出向きます。ありがたいことに最寄駅まで営業の方がお車でお迎えに来てくださいました。


バンテック京都に到着し、テーブルで取扱説明書などを受け取った後、ピカピカのZiL520に移動して装備品の使い方、注意事項などの説明を受けました。説明には2時間ぐらいかかるとのことで「録画してよろしいですか?」と確認しましたところ、ご快諾いただけました。「YouTubeですか?」って聞かれましたが、説明の内容を覚えられないので録画しておくだけですw(実際あとで見返して役に立ちますので、録画はお勧めです)。

 

この補助マットがzil520購入の決め手でした

記念撮影です☆彡

ILiS(リチウムイオンバッテリーシステム)の使い方も詳しく説明していただいて、2時間かけてのご説明も終了。その後記念撮影をしてもらって、いよいよ帰宅です。

怖いですよね、いきなり運転して帰るんですよ(夫が)
購入する前にレンタルして試運転してよかったです(夫が)
こんな大きな車をいきなり転がすなんて普通無理ですよね(皆さんは無理じゃないのかな?)
夫も緊張しながら運転して帰りました。私もいつかは一度くらいは運転してもいいかなああ???( ´∀` )


ということで慎重に運転してお借りした駐車場に無事到着。翌日、いつも安全運転祈願などでお世話になっている神社さんまで行ってお祓いをしていただき、納車儀式終了です!

安全運転御祈願

いつまでこの綺麗が持続できるのでしょうか

自分たちのキャンピングカーです。いや~ワクワクしますね~。DIYしたり備品を揃えたりして、これから「快適化」ってやつも頑張ります。その過程は他の方のご参考になるかもしれないので、詳しくブログで紹介していくつもりです。

まずは手始めにアマゾンプライムとネットフリックスを視聴できるように取り敢えず設定しました( ´∀` ) これでいつでも私は出発可能です!!

 

早く旅に出たい!!

まだ少しかかりますからね

 



キャンピングカーの一酸化炭素中毒対策 一酸化炭素検知器

キャンピングカーに最適の一酸化炭素検知器は?


キャンピングカーでの旅を安全で快適なものにするために、車内備品を買い揃えたり、DIYで自分達に合うよう最適化していかなければなりません。先達の方々のブログやYouTubeを見て勉強しながら、納車前の期間に最初に買ったのがこれです。

一酸化炭素検知器(COモニター)

 

正確には「一酸化炭素検知機能付き 家庭用火災報知器」。先達の方のブログを読んでいて、キャンピングカーの車内では一酸化炭素中毒に気を付けないといけないことを知りました。一酸化炭素が狭い車内に充満するとあっという間に中毒になって、ドアや窓を開けようにも意識はあるのに体が動かない!なんて恐ろしいことになるようです。(๑º﹏º๑)コワイ~。


キャンピングカー先進国のアメリカなどでは、一酸化炭素検知器は絶対に設置すべきアイテムと考えられているようです。

火を使わなくても起こる一酸化炭素中毒

コンロなどの火を使う場合は、青い炎で完全燃焼しているように見えても、常に一定量の一酸化炭素が発生しているそうです。このためキャンピングカー内では必ず換気扇かマックスファン(天井に着いたファン)を回す必要がありますが、うっかり忘れたり、換気が不十分だと狭い車内ではすぐに酸素が足りなくなって一酸化炭素が大量に充満してしまうようです。

では火を使ってないと大丈夫かというとそんなことはないそうです。車中泊場所で眠っている間に、隣に止まった車がアイドリングを始めて、排気ガスがキャンピングカー内に入り込んでくることが実際にあるそうです。その時熟睡していたら、臭いに気づくことができず、そのまま中毒になってしまう危険性があります。残念なことに、電源が確保できない車中泊場所では、車のエアコンを使うためにエンジンを長時間アイドリングしてしまうマナー違反のキャンピングカーユーザーもいるらしいので注意が必要です。

ということで、万一に備えて一酸化炭素が一定濃度を超えると警報音で知らせてくれる「一酸化炭素検知器」を買うことにしました。(※バンテックのキャブコンにはガス漏れ警報器は標準でついていますが、一酸化炭素検知器はついていません)

すごく参考にさせていただいている、カイマナヒラさんのブログによると、新コスモス電機というメーカーの日本製製品が信頼性が高いようです。アマゾンでは中国製の安い一酸化炭素検知器が1000円~2000円という価格で売られていますが、格安すぎてとても信頼できません。お値段は張りますが、命を預ける機器ですので、新コスモス電機さんの製品を買うことにしました。

 

カイマナヒラさんが購入されたSC-715Tという機種は既に生産が終了していたので新コスモス電機のサイトで調べたり、電話で問い合わせて、後継機種のSC-335を購入することにしました。

ところが実際に買ってみて問題に気がつきました。この製品は壁や天井に固定して使うことが前提なのですが、取説には「振動、衝撃の激しい場所」への設置は不可と書いてあります。トラックベースのキャブコンは常に軽い地震が起こっているような状態なので、走行中の衝撃で正常に動作しなくなるかもしれません。新コスモス電機さんに問い合わせてみたところ、やはりキャンピングカーへの設置では動作を保証できないとのお答え。「家庭用」製品なので、まあ当然のお答えですよね。

そこで、普段は緩衝材入りの箱に入れて棚の中にしまっておき、寝るときだけ箱から出してテーブルの上に置いておくという使用方法ができないかと検討しました。ところが、これも新コスモス電機さんに問い合わせてみると「テーブルの上では検知漏れが起こるかもしれないので、取説の通り壁か天井に設置してください」とのこと。ん~、なかなか難しい。


キャンピングカーに最適の一酸化炭素検知器


そこでもう少し調べてみると、同じ新コスモス電機社製のもので、アウトドアや車中泊用に開発された「一酸化炭素チェッカー  COALAN CL-715」というものが見つかりました。(この製品は火災報知器はついておらず、一酸化炭素のみを検知します)

 

この製品は使う時だけ電源をONにして、フックで壁などに吊り下げておけばOKのようです。一個1万円以上となかなかのお値段ですが、命には替えられないので2つ買って、就寝時は私と夫のそれぞれの枕元近くに1個ずつ設置することにしました。ん~、最初からこれにすればよかった。でもせっかく買ったので、SC-335も一応夜間はダイネットのテーブル上に置いて使うことにします(多分動作してくれるんじゃないかな?)。一酸化炭素検知器3個体制!で万全の備えw

※バンクベッドとリアベッドにそれぞれ寝ていると、お互いの声がほとんど聞こえないぐらい「遮音状態」になるので、COALAN CL-715は各人の枕元付近に1個、合計2個の設置が必須だと思います。


 

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キャンピングカー納車までにすること(2)・・・テレビとナビの機種選定


テレビとナビの機種選定


駐車場確保の次は納車時期までにテレビとナビの機種選定をしなければなりません。

↓テレビ設置後の脳内イメージ



我が家のテレビはNetflixやYouTubeを見ることが主な用途ですが、地上波テレビも朝ドラと大河ドラマ、夜7時と9時のニュース番組などは見ています(NHKの回し者か?)。ということでキャンピングカーのテレビもインターネットと地上波の両方につないでおく必要があります。

 

地上波やBSをテレビに映すには、ビルダーオプション(バンテックさんが取り付けてくれる)の「地デジアンテナ」と「BS/CSアンテナ」を使う方法がありますが、この方法の場合、受信地域を移動する度にチューナーの選局設定をやりなおす必要があります。これはかなり面倒なので、カーナビとテレビのHDMI端子をケーブルでつないで、カーナビのアンテナが受信する地デジのデータをテレビに出力する方式にしました(バンテックさんに依頼済み)。カーナビのテレビアンテナはダイバーシティアンテナと呼ばれるもので、選局設定が自動で行われる上、感度も「地デジアンテナ」より良好です。

この方式にするとBS放送を見るのは諦めなければならないのですが、カーナビのチューナーを利用できるので、セカンドシート横に設置するテレビはチューナレスでOKになります。チューナーレステレビは重量も軽いし、消費電力も少なくて済みます。電力が貴重なキャンピグカーではメリットも大きそうです。

 

テレビ探しの旅へ

ということでチューナレステレビ、かつZiLの設置場所に収まるサイズのものを探しました。この当時(2023年5月頃)販売されていたチューナレステレビはほとんどが中国メーカーのものだったのですが、RCAブランドのテレビが見つかりました。RCAという名前を知っている人は今はほとんどいないと思いますが、Radio Corporation of Americaの略で1919年設立のアメリカの老舗企業です。なぜかこのRCAブランドのテレビが日本の慶洋エンジニアリングという会社から発売されていました。RCAは合併や事業譲渡などを繰り返して、今は中国企業の保有になっているのでは?と思っていたのですが、なぜか日本の会社がこのブランドを持っているようです。調べても経緯はよくわかりませんでした。

一応日本の会社なので中国メーカーよりは信頼できるのかな?ということで、RCAの24インチ・チューナーレステレビにとりあえず決定です。あとは、ZiL520のセカンドシート横に設置可能なのかを確認せねばなりません。テレビ設置場所の近くには棚や助手席のシート、カーテン等があって少し複雑です。周辺と干渉しないかを確かめる必要があります。

ZiL520のテレビ設置場所(バンテックさんより)


このRCAのチューナレステレビ、RCA-24D1という機種はアマゾン(ネット通販)のみでの販売で、店頭販売されていないので現物を確認することができませんでした。

 

そこでネットの情報をもとに、自分達でモックアップを作成し、バンテックさんの京都店に出向いて展示車で設置可能かシミュレーションをさせてもらうことにしました。

下の写真がモックアップです。と言っても夫が段ボール箱を切っただけです( ´∀` )

ええのかな?これで( ´∀` )

わかり辛い

このモックアップを携えて、いざ!!バンテック京都店へ!

残っていた細かい打ち合わせを済ませた後に「テレビ設置のシュミレーションしていいですか?」と聞くとご快諾頂けました。

 

ところが!そこに偶然、RCAのテレビを既に設置されているZiL520ユーザーの方がご来店!! バンテックの営業の方がこのユーザーさんにお願いして下さり、車内を見せていただけました。ありがたやーー!

ユーザーさんご自身も「何の問題もなく設置できましたし、映りもいいですよ。子供がYouTube観てるだけですけど便利です」とおっしゃってました。先達がおられるなら安心です。これでテレビ機種は決定です(後でどんでん返し)。

 

ですが、せっかく夫が懸命に作ったモックアップなので、一応設置シュミレーションをしておきました。↓こんな感じです。



Wi-Fiスポット兼任のカーナビ

Wi-Fi環境の構築に関しては以前から見つけていた「サイバーナビ一+docomo in Car Connect」一択でした。電源を入れているだけでナビがWi-Fiスポットになるのでとても便利です。

購入した機種はパイオニア(カロッツェリア)AVIC-CQ912-DC。モニターサイズを7インチか9インチのどちらにするかかなり悩みましたが、9インチにしました。

今乗っている乗用車についているナビが9インチなので、運転難易度のより高いキャンピングカーのモニターが見慣れたものより小さくなるのを避けたかったためです。カムロードの場合は9インチのナビはそのままでは取付位置に収まらないので、ダッシュボードをカット加工して「ATV群馬社製フェイスキット」というものを埋め込み、その中にナビを設置します。このためナビ部分がダッシュボード上部へ少しはみ出る形になります。

バンテック京都店にカット加工を施して「ATV群馬社製フェイスキット」を既に埋め込んである車があったので、中を拝見させていただきました。この時、ついでにサラウンドアイのモニター設置位置を上にするか(ルームミラーと交換)下にするか(ダッシュボードの上)もシミュレーションして下に決定しました(これは乗ってみると下のほうが断然見やすかったので、正解でした)。



どんでん返しのテレビ機種

納車時期が近づいてきて、そろそろテレビを買ってバンテック京都店に送らなければならない時期になりました。RCAのチューナーレステレビをアマゾンで購入しようとしましたところ、突然夫がレビューの評価が気になると言い出しました( ´∀`)

よくレビューを検証してみると「立ち上がりが遅い」「初期不良」「1週間で壊れた」「画質が・・・」等々、低評価の割合が多いようで心配になってきました。ということで、急遽RCAのテレビの購入は取りやめて、普通のチューナー付きアンドロイドテレビに変更することにしました。

シャープのテレビが比較的消費電力が少ないので、以下の機種( 2T-C24EF1 )の液晶テレビアクオス24インチを購入して、バンテックさんにお送り致しました。モックアップ作成の苦労はなんやったんや(´σ `)?

消費電力が増えてしまうのが少し気になりますが、何と言ってもリチウムイオンバッテリーシステムILiS搭載車ですので、何とかなるでしょう^^

 


バンテックの営業の方からは、この24インチテレビ(2T-C24EF1 )をZiL520に取り付けるには長尾製作所製、NBROS JAPANブランドの「モニターアーム」が必要とのご連絡がありましたので、これもアマゾンで買ってバンテック京都店に送りました。

 

 

これで納車前の必須タスクは完了かな?あとは、車内に設置する備品類の検討に入ります。

 

 

 

キャンピングカー納車までにすること(1)・・・駐車場編

キャンピングカーに立ちはだかる駐車場問題

キャンピングカーを購入する際、必ずクリアしなければいけないハードルが駐車場の確保です。キャブコンの場合これが結構難しいです。キャンピングカー購入契約をしたものの駐車場を見つけることが出来ず、納車できなかったという悲劇もあるとか。私たちもキャンピングカーの購入契約をした時点で、実は駐車場の確保ができていませんでした(なんと無謀な・・・といっても契約から納車までは半年あります)。

自宅の駐車場に停めることができれば一番いいですよね。気軽にメンテナンスできるし、意味もなく乗り込んで中でお茶することもできます(するかな?)。我が家の自宅の駐車場はどんなに頑張っても5メートル越えのキャブコンは駐車できません。多分10年程度しか乗らないキャンピングカーのために庭をリフォームして駐車場を拡張するのもコスパが悪すぎます。ということで、キャンピングカー購入の旅を終えてすぐに駐車場を探す旅に出ることになりました(ほんとの旅はいつ始まるのだ?)

納車日の一週間ぐらい前までには駐車場を確保して車庫証明書を所得せねばなりません。車庫には「自宅から直線距離2㎞以内の駐車場」という要件がありますが、「全長5.7mまたは幅1.9mを超えるもので、8ナンバー車の」場合は特例措置があり、2㎞以上離た場所でも車庫証明を取得できます。私たちのキャブコンはこの特例措置の対象ですが、利便性やメンテナンスのしやすさを考えると近いに越したことはありません。

モータープール

我が家から車で20分ほどのところに1か所「モータープール」というものがあります。「モータープール」は大型キャンピングカーやトレーラーの保管施設として利用できる駐車場のことです。

キャンピングカー購入を検討し始めた段階でこのモータープールに一度相談に行っていて「ここを借りればいいかな」と漠然と考えていました。ただ、実際に購入契約を終えて考えてみると、車で20分という距離は結構遠いのです。ちょっとしたメンテナンスに行くにも往復40分というのは結構大変。いざ旅に出ようとキャンピングカーに乗りこんでから「忘れ物をした!」という場合も、家に取りに返るのも難しいです。なので、もう少し近くで借りられる月極駐車場を探してみることにしました。

一般の月極駐車場


近隣での月極駐車場探し始めましたが、なかなか見つかりません。そもそも空きのある駐車場が少ない上、乗用車の駐車を前提にしているところがほとんど。アクセス道路や駐車場内のスペースが狭すぎて5メートル超のキャブコンを停めるには厳しいところが多いです。

それ以前に、一般の駐車場は5m x 2m というサイズの場合が多く、私たちが購入したモモZiL号(バンテックのZiL520)では縦も横もはみ出してしまう所もあります(=車庫証明が取れない)。モモZiL号が収まるスペースの場合でも、オーナーさんからキャンピングカーのような大きな車は他の方の迷惑になるので、2台分借りて1台止めるように言われたりしました(当然、月極料は2倍)。


いくつか不動産屋さんを回ったり、直接オーナさんに電話したりした結果、最終的に我が家から車で5分のところに、ご自宅の庭先を月極駐車場にされているところを見つけました。事前に訪問して私たちのキャブコンが駐車できるスペースがあるかをメジャーで測らせてもらいに行ったのですが、とても親切な大家さんで、より止めやすいように横においてあった荷物等を片づけておいて下さるとのこと。いやー、本当に幸運でした。ありがたや~。大家さんが居住しているお家の庭先なので防犯面でも安心です。

 

私たちが住んでいるところは郊外にあるので、このような駐車場を運よく見つけることができましたが、都会では更に難しいはずです。モータープール以外にも「トラック用の月極駐車場」というものもあって、ネットで探すのを代行している業者などもあるそうですが、空きを自宅の近くで見つけるのはかなり難しいのではないかと思います。キャブコン購入を検討している方は、並行して駐車場探しも早めに進められることをお勧めします。

車庫証明(自動車保管場所証明)の取得手続き

無事に駐車場探しの旅が終わり、納車時期が近づいてきましたので、次は車庫証明の取得手続きです。私たちは管轄の警察署に自分で出向いて取得しました(マイナンバーカードを持っている場合はオンライン申請できる所もあるようです)。

必要書類は以下の通りです。

1.自動車保管場所証明申請書
バンテックさんが車両型番を予め記入したもの送ってきて下さいましたが、既に管轄警察のサイトから申請書をダウンロードしていたので、それを使いました。車の型番、自身の住所、自動車保管場所の住所などの必要事項を記載します。

2.保管場所使用承諾証明書
こちらも管轄警察のサイトからダウンロードしたものを不動産会社経由で大家さんに提出。必要事項の記入と捺印してもらいました(賃貸契約書で代用できる場合もあるようです)。証明料は3300円を不動産屋さんに支払いました(都会と比べたら安いのかな)。

3.保管場所の所在図、配置図
こちらも警察サイトからダウンロード。所在図はグーグルマップを印刷し、自宅と駐車場に赤丸をつけて、その間の直線距離を記載したものを添付しました、

以上の必要書類を持参して管轄警察の交通課で申請します。費用は以下の通り。

申請手数料 2150円
交付手数料 550円


こうして取得した車庫証明以外と一緒に以下2つの書類をバンテックさんに郵送して、車両登録を行ってもらいます。

1.印鑑証明書

2.自動車登録の委任状(バンテックさんから送られてきました)


これで納車のための必要な手続きは完了です。あとはいよいよ納車です。