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狗賓高山(5)周辺観光編 犬との宿泊 感想ブログ(レビューと口コミ)

狗賓高山に行ってきました(5)周辺観光編


狗賓高山の感想ブログ、周辺観光編です。

狗賓高山は高山市のほぼ南端、清見町にあります。高山市街、郡上八幡市街、下呂温泉のちょうど真ん中くらいの位置です。高山市は日本で一番面積の広い市町村で東京都と同じぐらいの広さがあるため、高山市街からは車で約50分と結構離れています。

狗賓高山は「せせらぎ街道」沿いにあります

高山市街も古い町並みが保存されている人気の観光地ですが、今回は郡上八幡(狗賓高山から40分ぐらい)を観光することにしました。これまでスキー場に行く途中で通りすぎたことが何度かありましたが、訪問するのは今回が初めて。「清流と名水の城下町」とも呼ばれる郡上八幡は、実際に行ってみると歴史を感じる素敵な街でした。

↓現地でもらった観光マップ

 

郡上八幡城

郡上八幡のシンボルは街を見下ろす小高い山の上にある郡上八幡城。「続100名城」のひとつに指定されています。郡上八幡城の天守は1933年に再建された模擬天守で、現存する最古の木造再建城だそうです。百名城&続百名城制覇を目指している私たちとしては、まず郡上八幡城に行きたかったのですが、ウメポンが旅行の前々日にハシャぎ過ぎてねん挫をしてしまい、無理ができないので登城は断念。いつかリベンジしなければなりません^^。

 

街から見上げる天守がこちら↓

ええ感じに映えてますね

城下町の街並み(重要伝統的建造物保存地区)

郡上八幡城の城下町として発展した職人町、鍛冶屋町、柳町、大手町周辺は古い街並みが保存されいて国の伝統的建造物保存地区に選ばれています。この地区は大きな道路は通っておらず車も少ないので。犬連れでも古い街並みの中をゆっくり散策ができます。

↓ウメポンは足を痛めていたのでカートで散策^^



郡上八幡は江戸時代に城下町として発展したところですが、大正時代に街を東西に流れる吉田川の北側一帯は大火に見舞われてほぼ全焼したそうです。現在の街並みはその後復興したものですが、大正時代の建築物が多く残されています。大火の教訓から今も家の軒下には火消用のバケツがつるされているとか。軒並みに沿って水量豊かな水路が流れていますが、これも防火目的に作られたものらしいです。


重要伝統的建造物群保存地区は2024年現在で全国に127か所あるそうです。郡上八幡の近くでは美濃市、高山市、白川郷にも選定された地区があり、保存地区が集中している珍しいエリアです。戦火に見舞われなかったのが街並みが残った一番の理由のようですが、今現在も綺麗な街並みとして保存して頂けているというのは素晴らしいことですね。

宗祇水(そうぎすい)

「日本名水百選」の第1号として有名です。湧水を利用して飲料水から生活用水と利用している水源だそうです。「汚さないでね」って書いてありましたね。

お顔をつけて飲んではいけません!!

吉田川(長良川最大の支流)

長良川最大の支流吉田川。町の中心部を東西に流れる清流で新橋からは子供たちが飛び込んで遊ぶそうです。なんとその高さ12メートル!水はすごく綺麗だったのですが、のぞき込むと流れが結構あって水で渦を巻いていました。地元の子供は夏にその渦をめがけて飛び込むのだとか・・・信じがたいです。怪我しないでね。


「不慣れな人」は充分ご注意下さいとの看板が!



やなか水のこみち

吉田川の南側エリアにある大通り、新町通りから中にはいると「やなか水のこみち」があります。玉石が敷き詰められた水路沿いの小さな通りです。ここも「水推し」です。

私たちは行きませんでしたが、近くにもう一つ「いがわ小径」というのがあるそうで、こちらも水路沿いの散策道です。後で知ったのですが「いがわ小径」のほうがGoogleレビューの評価が高いようです。



蕎麦正まつい

水のきれいな場所では美味しいお蕎麦が食べれるはず。郡上八幡にはお蕎麦屋さんが結構多いようです。Googleさんのレビュー評価を参考に「蕎麦正まつい」さんに入ったのですが、やはり美味しかった。店員さんにおすすめされた天麩羅も美味でした。

蕎麦正まつい 駐車場の入り口が狭くてめっちゃ怖かった

お蕎麦も天ぷらも美味しかった♪

 

 

展示施設、ミュージアムなど

郡上八幡には古い建物を利用した展示・観光施設、博物館などがいくつかあります。ミュージアム的なものが好きな人は結構楽しめると思います。

・郡上八幡博覧館

郡上八幡は「水とおどりの城下町」とも呼ばれています。毎年7月中旬~9月上旬に開催される「郡上おどり」は江戸時代から400年(諸説あり)に渡って続いているそうで、2022年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。「日本三大盆踊り」のひとつでもあり、期間中はものすごい人出らしいです。30日以上踊り続けるらしく、一度見てみたい気もしますが人出が多くて少し大変かも。大正9年に建てられて旧税務署の建物を利用したミュージアム、郡上八幡博覧館に行くと郡上おどりが実演されています。

郡上八幡博覧館

 

・郡上八幡旧庁舎記念館

「郡上八幡旧庁舎記念館」は昭和11年に建てられた八幡町の旧庁舎を利用した建物です。中には観光案内、土産物販売コーナー、旧庁舎食堂などがあります。

郡上八幡旧庁舎記念館

郡上八幡旧庁舎記念館

観光案内所

・町屋敷越前屋

町屋敷越前屋は築150年(明治初期建造)の商家。国の登録有形文化財として登録されています。内部が無料で公開されていて、郡上八幡文化の展示が行われています。

町屋敷 越前屋(旧商家)

町屋敷 越前屋(旧商家)

越前屋内部の展示

大きな梁  豪商感が漂ってます

 

・郡上八幡まちなみ交流館

「郡上八幡まちなみ交流館」には八幡町市街地の成り立ちやまちなみ保存活動、大正時代の大火とその後の復興等がパネルやジオラマで展示されています。

郡上八幡まちなみ交流館

色々と勉強になります、(・_・D フムフム


郡上おどり以外の点ではあまり有名な観光地ではないかもしれませんが、私たちはこういう歴史のある小さな街を歩くのがとても好きなので、凄く楽しめました。次回来た時は郡上八幡城を城攻めしたいと思います。

ということで狗賓高山の宿泊感想、最終回の総評編(6)に続きます☆彡

 

狗賓高山に行ってきました(1)(犬との宿泊 感想・レビューブログ)

狗賓高山(2)お部屋編

狗賓高山(3)お食事編

狗賓高山(4)ドッグランと施設編

狗賓高山(5)周辺観光編

狗賓高山(6)総評編