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キャンピングカーの一酸化炭素中毒対策 一酸化炭素検知器

キャンピングカーに最適の一酸化炭素検知器は?


キャンピングカーでの旅を安全で快適なものにするために、車内備品を買い揃えたり、DIYで自分達に合うよう最適化していかなければなりません。先達の方々のブログやYouTubeを見て勉強しながら、納車前の期間に最初に買ったのがこれです。

一酸化炭素検知器(COモニター)

 

正確には「一酸化炭素検知機能付き 家庭用火災報知器」。先達の方のブログを読んでいて、キャンピングカーの車内では一酸化炭素中毒に気を付けないといけないことを知りました。一酸化炭素が狭い車内に充満するとあっという間に中毒になって、ドアや窓を開けようにも意識はあるのに体が動かない!なんて恐ろしいことになるようです。(๑º﹏º๑)コワイ~。


キャンピングカー先進国のアメリカなどでは、一酸化炭素検知器は絶対に設置すべきアイテムと考えられているようです。

火を使わなくても起こる一酸化炭素中毒

コンロなどの火を使う場合は、青い炎で完全燃焼しているように見えても、常に一定量の一酸化炭素が発生しているそうです。このためキャンピングカー内では必ず換気扇かマックスファン(天井に着いたファン)を回す必要がありますが、うっかり忘れたり、換気が不十分だと狭い車内ではすぐに酸素が足りなくなって一酸化炭素が大量に充満してしまうようです。

では火を使ってないと大丈夫かというとそんなことはないそうです。車中泊場所で眠っている間に、隣に止まった車がアイドリングを始めて、排気ガスがキャンピングカー内に入り込んでくることが実際にあるそうです。その時熟睡していたら、臭いに気づくことができず、そのまま中毒になってしまう危険性があります。残念なことに、電源が確保できない車中泊場所では、車のエアコンを使うためにエンジンを長時間アイドリングしてしまうマナー違反のキャンピングカーユーザーもいるらしいので注意が必要です。

ということで、万一に備えて一酸化炭素が一定濃度を超えると警報音で知らせてくれる「一酸化炭素検知器」を買うことにしました。(※バンテックのキャブコンにはガス漏れ警報器は標準でついていますが、一酸化炭素検知器はついていません)

すごく参考にさせていただいている、カイマナヒラさんのブログによると、新コスモス電機というメーカーの日本製製品が信頼性が高いようです。アマゾンでは中国製の安い一酸化炭素検知器が1000円~2000円という価格で売られていますが、格安すぎてとても信頼できません。お値段は張りますが、命を預ける機器ですので、新コスモス電機さんの製品を買うことにしました。

 

カイマナヒラさんが購入されたSC-715Tという機種は既に生産が終了していたので新コスモス電機のサイトで調べたり、電話で問い合わせて、後継機種のSC-335を購入することにしました。

ところが実際に買ってみて問題に気がつきました。この製品は壁や天井に固定して使うことが前提なのですが、取説には「振動、衝撃の激しい場所」への設置は不可と書いてあります。トラックベースのキャブコンは常に軽い地震が起こっているような状態なので、走行中の衝撃で正常に動作しなくなるかもしれません。新コスモス電機さんに問い合わせてみたところ、やはりキャンピングカーへの設置では動作を保証できないとのお答え。「家庭用」製品なので、まあ当然のお答えですよね。

そこで、普段は緩衝材入りの箱に入れて棚の中にしまっておき、寝るときだけ箱から出してテーブルの上に置いておくという使用方法ができないかと検討しました。ところが、これも新コスモス電機さんに問い合わせてみると「テーブルの上では検知漏れが起こるかもしれないので、取説の通り壁か天井に設置してください」とのこと。ん~、なかなか難しい。


キャンピングカーに最適の一酸化炭素検知器


そこでもう少し調べてみると、同じ新コスモス電機社製のもので、アウトドアや車中泊用に開発された「一酸化炭素チェッカー  COALAN CL-715」というものが見つかりました。(この製品は火災報知器はついておらず、一酸化炭素のみを検知します)

 

この製品は使う時だけ電源をONにして、フックで壁などに吊り下げておけばOKのようです。一個1万円以上となかなかのお値段ですが、命には替えられないので2つ買って、就寝時は私と夫のそれぞれの枕元近くに1個ずつ設置することにしました。ん~、最初からこれにすればよかった。でもせっかく買ったので、SC-335も一応夜間はダイネットのテーブル上に置いて使うことにします(多分動作してくれるんじゃないかな?)。一酸化炭素検知器3個体制!で万全の備えw

※バンクベッドとリアベッドにそれぞれ寝ていると、お互いの声がほとんど聞こえないぐらい「遮音状態」になるので、COALAN CL-715は各人の枕元付近に1個、合計2個の設置が必須だと思います。


 

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