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ナッツRV 京都店訪問・・・キャンピングカー購入への旅

ナッツRV京都店 クレア見に行きました


キャンピングカー購入への旅。候補ビルダー3社、バンテック、ナッツRV、アネックスのうち最後にナッツRVさんの京都店に行ってきました。

ナッツRVさんの京都店。事前に調べるとGoogleレビューでの評価が何だかよろしくありません。諸先輩方のブログでもナッツRVは営業の態度が良くないといった書き込みが散見されます。ちょっと心配。

ナッツRV京都店はアネックスの営業所(キャンピングカープラザ大阪)よりも近くにあるのですが、こうしたことから何となく足が遠のいていました。今回意を決して訪問しようとしたのですが、ウェブサイトからの来店予約方法がよくわからず、結局電話で予約。(後でお聞きしたところ、お問い合せフォームのメッセージに予約希望の旨を書いて送信すればOKとのことです)


そして訪問しようとした時に気づいたのですが、サイト上に記載されている住所が間違っていたようで、少し迷いました。(ナビがセットが正しくできませんでした。来店後に店員さんにお伝えしたので、今は修正されているようです)

そんなこんなで訪問前からあまり印象が良くなかったナッツRVさん。恐る恐る訪問したのですが、対応してくださった営業の方はとても丁寧で穏やかないい感じの方でした。
ほっと一安心。こんなことならもう少し早く来ればよかった^^

 

ナッツRV京都店 場所が分かりにくかった!

営業さんのご説明も今までのビルダーさんの中で一番説明が分かりやすかったように思います。一つ一つ丁寧にご説明いただけましたので、この時キャンピングカーの色々な側面に対する理解度がかなり向上しました。

いくつかの車種を拝見させていただいた後、クレアで見積もりを作っていただきました。以前レンタルキャンピングカーお試し旅で1泊旅行したときに乗った車種で、バンテックのZiL、アネックスのリバティーと同等のキャブコンです。

www.momoume.net

 

ということで、ナッツRVクレアの良いところ、残念なところのまとめ。

■ナッツRV クレアの良いところ

  1. ハイパーエボリューション(サブバッテリーシステム)
    何と言ってもナッツRVの一番の売り。高性能サブバッテリー・システム。急速充電が可能で、アイドリングだけでもエアコンが使えるという便利さ(長時間アイドリングするのは周りに迷惑になりそうですが)

  2. アルミパネルで軽量
    ナッツRVキャブコンの架装部分の外壁はFRPではなく、軽量のアルミパネルが採用されています。車体が軽くなっているので走行時の安定性に優れ、タイヤバーストのリスクも軽減されています(ただし、衝突時の強度はFRPより落ちるようです(後述))

  3. エントランスドアの使いやすさ
    クレアのドアは握りやすいドアハンドル、使い勝手のよいシェード、ゴミ箱が付いています。私たちが購入検討していた時点(2022年末ごろ)でバンテックのキャブコンが採用していたドアと比べると、クレアのドアのほうが断然使いやすそうです。

  4. エントランス入口が低い
    ナッツRVのキャブコンにはバンテックやアネックスには付いているエントランスの電動ステップがついていません。あれ?不便だな?と思ったのですが、営業の方のお話を聞くとステップは不要とのこと。なぜかというとエントランスの1段目がそもそも他社のものより低くなっているので、ステップが無くても楽に乗り降りできるからだそうです。

  5. ベッドの広さ・ウッドスプリング
    リアベッドもバンクベッドもZiL520と比べると広いです。リアベッドは常設2段ベッドタイプのナッツRVのクレアとバンテックのZiL520を比べても、クレアのほうが30㎝程度は広かったと思います。(その分マルチルームが少し狭くなっているのと車体全長がクレアのほうが少し長くなっています)。あと、リアベッド下に採用されているウッドスプリングも寝言地が良さそうです。

  6. デザイン
    アルミパネルの外壁ゆえに鮮やかなペイントが可能で、デザイン性が高くカッコいい(まあ、私たち的には特にこだわらないのですが)

 

■ナッツRV クレアの残念なところ

  1. 2段ベッドの上段の跳ね上げが不可
    クレアは2段ベッドタイプの場合も上段のベッドを跳ね上げることができません。1段目のベッドに座って着替えるといったことができませんので、利便性が落ちますし、圧迫感もあります。これは私たちの使い方を想定した場合、大きなデメリットになりそうです。

  2. セカンドシート幅が短い
    バンテックのZIL520、アネックスのリバティはセカンドシートが車幅一杯に広がっていますが、ナッツのクレアの場合はテレビ台があるため途中で切れていて、幅が短くなっています。セカンドシートにゴロンと寝転ぶことできません。また、私たちの場合セカンドシートが犬2匹の居場所になる可能性が高いので、幅が狭いのは使い勝手が悪そうです。ここはとても残念。

    ナッツRV クレアレイアウト(セカンドシート)

    ナッツRV クレアのレイアウト(セカンドシート)

     

  3. アルミパネルの強度問題
    上でも書いたように、外壁のアルミパネルは軽量である反面FRPよりも強度が弱くなります。

    バンテックの場合、エントランスドア横に犬をつないでおく「リードフック」を設置するオプションがあるのですが、同じものが出来ないかナッツRVの営業さんにお聞きしたところ「不可」とのお答え。理由はリードフックをアルミパネルに設置して犬をつないだら、犬が走り出したときにアルミパネルが変形するからとのことでした。

    これはアルミパネルの強度が如何に弱いかを如実に物語っています。アルミパネルは軽量ゆえに走行安定性が高く、タイヤバーストのリスクも低いのですが、反面衝突の際に車内を守る力が弱いということになります。どちらを重視するかは判断が分かれそうですが、横転やバーストは安全運転を心がけて、タイヤ空気圧に注意することで自分でリスクを下げることが可能です。一方、他の車に衝突されることは自らの注意では防げませんので、私たちは強度のほうがより重要という気がしてます。

 

■ナッツRVさんの営業の押しの強さ

ナッツRVさんを訪問したのは2022年の12月でした。実はこの1か月後にバンテックさんからリチウムイオンサブバッテリー(ILiS)の導入が発表されることになります。

この時点では当然そうしたことは知りませんので、バッテリーを重視するならナッツのクレア、それ以外を重視するならバンテックかなあという思いでした。バッテリー問題は当然すごく大きな要素なので非常に迷っている段階で、その場で決められるわけもなく、家に帰ってさらにじっくり検討するつもりでした。

ところがナッツの営業さんからはかなり強い感じの営業プッシュがありました。「今月中に契約して欲しい」「できればこの場で」という勢いの比較的強いトークでした。

推測するにこの時点でバンテックがリチウムイオンをもうすぐ導入すると知っていらっしゃたのかも知れません。1ヵ月後には幕張でキャンピングカーショーがあるので、バンテックがリチウムイオン導入を発表するとしたらその時です。実際にこの時点でそうした情報はバンテック社外にも漏れ始めていたようです。私たちとの会話から、今契約取ってしまわないとダメだと判断されていたような気がします。

もう1つ感じたのは会社の上層部から売上に関する強いプレッシャーを各営業担当者が受けているのではないかということです。最初に書いたGoogleのレビューも「お店に行ったものの、その場で買う気がないと分かった途端態度が豹変した」という内容のものがいくつかありました。私たちを担当いただいた営業の方はとても丁寧な方で全く問題なかったのですが、売上追求の強い姿勢が社風の中にあるのかもしれません。

■納期問題 ナッツRV・アネックスは1年、バンテックは4~5ヶ月

ナッツRVさんの場合、納期はこの時点で発注から約1年後の見込みとのことでした。つまりこの時2022年12月なのですぐに決めても納車は2023年末。この点はアネックスのリバティーもほぼ同じですが、バンテックは「即納宣言」を謳っていて、4~5か月というお話でした。

バンテックもそろそろリチウムイオンサブバッテリーを導入するのでは?ということは私たちも感じていました。もしそうであるならば、もう少し待ってみたほうが良いということになり、更に迷うところです。

ということで候補3社全てに訪問してお見積、納期情報などなど揃った感じです。さあ、どうすべきかなあ?


 

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