キャンピグカーを買ってから後悔しないために。購入決断前のレンタル・キャンピングカーお試し旅の続きです。
やっぱり乗ってみるとカムロードベースのキャブコンは大きい!
最初はちゃんと運転できるのか心配でしたが、運転担当の夫によると、しばらく走っていると意外にすぐに慣れたそうです。車体の大きさの割に小回りもとても良いらしく、後でスペックを確認したら普段乗っているトヨタのノアよりもカムロードのほうが小回りが利くようです。
カノアさんでお借りしたナッツCREAの運転席周りには、カーナビ以外にモニターが2つ設置されていました。うち一つは車を上部から俯瞰した映像を合成して映すタイプのもの(製品名はサラウンドビュー、サラウンドアイ等)。これがあると駐車時や左折時の後方確認にとても役立つようです。夫によると、逆にこのモニターが無かったらどこにもぶつけずに運転する自信があまり持てないとのことで、キャブコンを自分達で買うとしたらオプションで購入すること必須になりそうです。
助手席の乗り心地は正直イマイチで、長く座っていると腰が少し痛くなりました。カムロードは何と言ってもトラックなので、走行中は道の凹凸に合わせて車体がバウンドする感触がダイレクトに伝わってきます。乗用車のような乗り心地は望めませんので、これはある程度仕方がないです。
ウメには運転席後部のセカンドシート上にキャリーケースを置いてそこに乗ってもらいました。振り返るとすぐそこにウメポンが見えるのは嬉しかったです。
居住室部分は最初に乗り込んだ時の第一印象は「思ったより広いな」というものでした。食事は道の駅で買ったお寿司を食べて、車内での調理はせずに済ませたのでキッチンの使い勝手などは不明。トイレは簡易型のポータブルタイプのカセットトイレだったので座り心地は普通のトイレより劣りましたが、特に問題なく使うことができました。
肝心のベットの寝心地ですが、この時は9月(2022年9月を振り返って書いています)でエアコンの温度設定がよくなかったのか、暑さで少し寝苦しく、熟睡することができませんでした。これはベッドの寝心地の問題ではなくて、温度管理の失敗です。私はリア(車体後方)のベッドで寝たのですが、それさえなければ普通に眠れるのではないかなという印象です。
就寝中、暑さのせいで私が何度も寝返りを打ってしまい、その度に車がかなり揺れたそうです。車前方のバンクベッドで寝ていた夫は私が寝返りをする度に目が覚めてしまったようです。
この「車が揺れる」問題は、他の方のブログなどを読んでいると「そのうち慣れてしまうから大丈夫」という方と、揺れ防止のための「防振ジャッキ」というものを使用している方とがいらっしゃるようです。
夫は最初はなんでこんなに車が度々揺れるのか分からなかったようです。外で突風が吹いているのか?と思ったぐらい強く揺れを感じていたようなので、防振ジャッキは必要そうです。逆に言うと温度設定を適切に行って、ジャッキを使えば2人とも問題なく眠れるよう思いました。
この時の旅先は福井県大野市。観光地としてあまり有名ではないのですが、山間の盆地にある景色は素晴らしく、「越前おおの荒島の郷」は全国的にも屈指の評価の高い道の駅だそうで、私たちもこれまで行った中で最も素晴らしいと感じた道の駅でした。
ということで、たった1日だけのレンタルキャンピングカー旅でしたが、旅先の大野が素晴らしかったこともあって、全般的にはとても楽しい旅でした。私たちにもキャンピングカー旅は楽しめそうで、買っても後悔することはなさそうだという確信が持てました。ということは、やっぱり買うことになるのかな?
キャンピングカーおっきいね☆彡